今回、住宅ローンの返済が難しくなり、ご相談をいただいたのは鳥取県にお住まいのS様です。

S様は、約10年前のご結婚を機に新築の戸建てを購入し、家族5人で暮らしていました。しかし、近年は運送業の仕事が減少して収入が減り、お子様3人の教育費もかさみ、消費者金融からの借入が増えていました。奥様もパートで働いていましたが、生活は厳しく、夫婦喧嘩が絶えない状況が続いていました。その結果、住宅ローンの返済が滞り始め、3ヶ月滞納した時点で、弊社のホームページを通じて任意売却の依頼をいただきました。

S様の希望としては、すでに奥様との離婚が決まっており、ご自身も単身用のアパートへの引越しを予定していたため、できるだけ高い金額で自宅を売却することでした。

弊社は早速、金融機関と連絡を取り、任意売却の手続きを進めました。この時点でS様はかなり肩の荷が下りたと言っておりました。

通常の査定では、住宅ローンの完済金額での売却は難しかったのですが、弊社の顧客である海外の不動産投資家の方に投資用として完済金額で購入していただくことができました。さらに、買主様から引越し費用も提供していただき、S様は大変喜んでおられました。

今回のケースは、収入減による住宅ローンの返済困難と、それに伴う離婚という状況でした。今回は、住宅ローンの債務者がS様お一人でしたが、夫婦で住宅ローンを借りるペアローンも存在します。ペアローンの場合、家の売却時には両者の協力が必要となり、売却の難易度が上がることがあります。

「できる任売ナビ」では、住宅ローンや返済が困難な方、相続の相談を受付けております。ご相談者様の希望を第一に最善のアドバイスをさせていただきます。

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監修者情報 リッチ・マネジメント株式会社
代表者　大和田豊 詳しくはこちら