2024年3月:金融機関から競売申立後のリースバック sale
今回、茨城県在住で母親と二人暮らしのO様から、住宅ローン返済のご相談をいただきました。
O様は十数年前、母親所有の土地に家を建てて共に生活していました。しかし、数年前に母親が入院し、O様は看病のため仕事を休まざるを得ず、収入が半減しました。預貯金もない中、消費者金融からの借入で住宅ローンの返済や生活費を賄っていましたが、複数の消費者金融からの借入が重なり、最終的には借入先も尽き、住宅ローンの返済が6か月滞った時点で弊社のホームページからご連絡をいただきました。この時、すでに金融機関から競売申立を受けており、競売を避けるために早急な手続きが必要でした。
O様は、家の売却は仕方ないとして、売却後にリースバックで家賃を支払いながら住み続けることでした。弊社はすぐにリースバックの実現に向けて動き、投資家に物件を提案しました。しかし、この物件はエリアの関係で銀行融資が難しく、現金での購入が必須となりましたが、どうにか競売になる前にある海外の投資家の方に現金で購入していただくことができました。O様は、思い入れのあるご自宅に再び母親と住むことができ、大変喜んでおられました。
今回のケースは、金融機関から競売申立を受け、時間的な制約がある中での対応でしたが、無事にリースバックと競売回避を達成することができました。これは弊社の豊富な経験と専門知識が活かされた結果だと考えております。
金融機関から競売申立を受けていても、競売を避ける手段はまだあります。競売になると、任意売却よりも低価格で落札される可能性が高く、リースバックも難しくなります。
「できる任売ナビ」では、住宅ローンの返済ができなくなり競売開始決定通知が届いた方、住み続けたい(リースバック)方の相談を受付けております。
ご相談は、完全無料で全国の方を対象としておりますので、電話、LINE、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
監修者情報
リッチ・マネジメント株式会社
代表者 大和田豊
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