2024年4月:怪我で働けず収入減による任意売却 sale
今回、茨城県にご家族でお住まいのT様から、住宅ローン返済のご相談をいただきました。
T様は約2年前に頸椎を損傷する大けがを負い、1年間入院することとなり、勤続10年の製造業の会社を休職されました。T様の入院中、ご家族は預貯金や消費者金融からの借入で住宅ローンの返済と生活費を賄っていました。退院後、T様は復職しましたが、十分に働ける状態ではなく、収入は入院前よりも半減し、やがて住宅ローンの返済が滞るようになりました。
住宅ローンの返済が4ヶ月滞り金融機関から一括返済を求める通知が届いたところで、T様から弊社のホームページを通じて任意売却の依頼を受けました。
T様は新築以来ご家族で住んだご自宅に愛着がありましたが、長年の近隣トラブルが続いており、できるだけ早く高値での売却を希望されました。弊社は金融機関との交渉や販売活動を迅速に進めました。物件の状態は良く、立地にも問題はありませんでしたが、内見に来られた方々は近隣トラブルを理由に購入を断念しました。私も近隣トラブルを調査して、売却には支障がないと判断していましたが、お客様にとっては不安要素となりました。それでも、販売活動の努力が実を結び、任意売却期間終了間際に以前から購入を検討していたお客様に、T様が満足する形で完済金額で売却することができました。
T様は、売却までの間、住宅ローンの返済を免れた分を少し貯金できたため、引越しも問題なく行えました。今後は、残りの消費者金融への返済を続けながら、ご家族で一丸となって再出発を図るとのことです。
今回のケースは、T様が予期せぬ大けがにより収入が半減し、ご自宅を売却するに至ったものです。限られた時間の中で、住宅ローンを完済する金額で売却できたことは良い結果でした。
「できる任売ナビ」では、住宅ローンの返済が困難な方の相談を受付けております。ご相談者様の希望を第一に最善のアドバイスをさせていただきます。
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監修者情報
リッチ・マネジメント株式会社
代表者 大和田豊
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