2024年8月:収入減からの任意売却 sale
この度、長野県にお住まいのK様より任意売却のご依頼をいただきました。
K様は、新築で購入されたご自宅に、長年にわたり社会人の息子さんとお二人でお住まいでした。しかし、近年は体調を崩されてから入院が増え、自営業の仕事の減少により収入も減少し、生活に支障をきたすようになりました。消費者金融や親族からの借金で生活を支えていましたが、やがて借金も困難になり、住宅ローンの返済ができなくなりました。金融機関からの督促状が届き、K様の息子さんが今後を心配し、弊社ホームページを通じてご相談いただきました。
K様のご希望は住み続けることでしたが、金融機関から一括返済を求める書面が届いており、リースバックの形でお客様を見つけることも検討しました。しかし、将来を見据えた結果、K様は引越しを決意し、少しでも高く家を売却して残債を減らすことを選ばれました。
早速、債権者である金融機関と連絡を取り、任意売却の手続きを進め、販売を開始しました。しかし、K様の家の土地は借地であり、10年以上の借地料の滞納があり、地主との関係は非常に悪化していました。このような状況で建物のみの購入者を探すのは難しく、地主と交渉を重ねた結果、土地と建物をセットで販売することができました。販売当初は、地主が相場よりかなり高めの売却を希望していたため販売に苦戦しましたが、弊社はこまめに販売報告を行い、販売価格の調整に応じてもらい、販売開始から5か月で無事に土地と建物の売却を達成しました。
最終的に、K様はほぼ完済金額での売却を果たし、地主は相場よりも高い金額で売却ができ満足の結果となりました。ました。また、これまでのK様との関係も改善され、非常に喜ばれました。
今回のケースでは、土地と建物の所有者が別々であることが問題でしたが、任意売却の期限内に売却を実現するため、土地と建物を同時に販売する方法が奏功しました。
「できる任売ナビ」では、このように土地と建物の所有者が異なる場合でも、各所有者や関係者と交渉を行い、売却を成功させてきました。借地で住宅ローンの返済に困っている方も、依頼者様のご希望を第一に考え、最善の方法で進めて参ります。
ご相談は、完全無料で全国の方を対象としておりますので、電話、LINE、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
監修者情報
リッチ・マネジメント株式会社
代表者 大和田豊
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